育休から職場復帰。慣らし保育をして、子どももすこしずつ保育園に慣れてきました。さあ、これで仕事ができる!
でも、現実はそう甘くありませんでした。
保育園に預けはじめて1カ月もたたないうちに。早速、子どもが発熱。保育園からの呼び出しに急いで職場を早退し、小児科に駆け込む。そんな毎日が始まったのです。
復帰したばかりの職場で、早速の「申し訳ありません」
私はちょうど育休から復帰したばかり。新しい環境、久々の業務、気持ちは前を向いているのに…出勤しては頻繁に保育園からのお呼び出し。「明日の仕事の予定はなんだったっけ。この仕事は・・あの仕事は・・」ぐるぐると頭の中で考える毎日でした。
上司や同僚に「大丈夫だよ、やっておくことはある?」と言ってもらえても、申し訳なくてふがいなくてしかたありませんでした。頭を下げ続ける毎日でした。
病院通いが続く、とにかく心も体もつらかった
発熱、咳とあふれる鼻水。治ったかと思えばまた熱。今度は嘔吐・・1週間元気だったのに、また急に高熱。この繰り返しで、世の中の菌という菌、ウィルスというウィルスをひとつずつ持ってくる感じでした。
「こんなに休んでいいのかな」「この子、大丈夫かな」「私、ちゃんと働けるのかな」
不安が次から次へと押し寄せてきました。
あの時の自分に、今ならこう声をかけたい
30年近くたった今なら、あの頃の自分にこう言えます。
「だいじょーぶ!!」
「気にすんな!!」
あの頃は、具合が悪くてよく寝てくれない子どもにつきあい、自分も寝不足。ふらふらで頭も回らない中、自分のキャパをはるかに超えていました。
同じ状況のママへ 嵐はいつか過ぎ去ります
もし、この記事を読んでいる方が同じような状況なら、ぜひ伝えたいです。
「それ、あなたのせいじゃないよ」
「子どもが体調を崩すのは、成長してる証」
「職場で肩身が狭い思いなんてしなくていいよ」
あなたはちゃんと頑張ってる。誰かと比べなくてもいい。どうか自分を責めずに、少しでも休める時間を見つけてほしいと思います。
保育園生活になれてくると
子どもが体調を崩しながらも保育園生活を続けると、私も少しずつ、親として、そして社会人として、新しいリズムに慣れていった気がします。子どももびっくりするくらい強くなっていきました。
「思うようにいかないこと」があたりまえの毎日。だけど、その中でも自分なりに工夫して進んでいくことが、きっと次の自分につながっていくんだなと思うようになりました。
ではどうやって対処してきたのか。ママになりたての自分は本当に弱かった。いちいち泣いてました。こんな生活無理。もうやめたい。そう思ってました。 それがどうでしょう。気が付けば絞り出してもカラカラで涙もでない。泣くくらいならどうすればいいか考えるわ!!と強くなりました。
次回、どうやって対処したかを書いていきます。