前回の記事では、便利そうで実は私には合わなかったもの――ルンバと食事キットについて書きました。
特に食事キットに関しては、量やタイミング、好みに合わず、結局使わなくなってしまいました。
でも、それがきっかけで「やっぱり自分で段取りを組んだほうがラク」と気づいたんです。
今回は、そんな私なりの食事作りの工夫や段取りについてご紹介したいと思います。
1. 「あれがない!」が地味にストレス
料理をしよう!と思った時に、「あ、ニンジンがない」「牛乳が切れてる!」ということ、ありませんか? 逆に買いすぎて余ってしまった・・賞味期限も近くてどうしようということも。
私はこの「足りない」「余ってムダにした」が、地味にストレスでした。
買い物に行くタイミングも限られているし、仕事帰りにスーパーに寄るのもけっこう負担。
「作ろうと思ったら材料がない」って、気持ちが一気に下がってしまうんですよね。
2. 我が家流・1週間のメニューと買い物のサイクル
そんな経験からたどり着いたのが、「生協を使った週の真ん中補充+2段階メニュー計画」です。
- 生協は毎週水曜日に届くように設定
- 土曜〜火曜、そして水曜〜金曜、という2つの期間に分けてメニューを決める
- 必要な食材を、メニューごとにリストアップして注文
慣れるまでは、
「牛乳は2本、豚肉は200g、きゅうりは3本…」
とメモしながらの買い物でしたが、今ではだいたいの分量が体感でわかるようになってきました。
3. 朝の“数分”が、夜の自分を救う
そして、もうひとつ大事にしているのが「朝のひと手間」です。
夜に調理する前提で、朝出勤前の数分でできることを先にやっておきます。
例えば:
- 野菜を切っておく
- 肉に下味をつけて、焼くだけの状態にする
- ゆで卵を作っておく
- みそ汁の味噌を溶く前まで作っておく
これだけのことでも、帰宅後のハードルがぐっと下がります。
「もうここまでやってあるし」と思えるだけで、“外で買って済ませようかな…”という気持ちも抑えられるんです。
結果的に無駄遣いも減って、節約にもなっています。
段取りは、心とお財布の味方
便利グッズや時短サービスもいいけれど、私にとっていちばん合っていたのは、
「自分で決めたペース」と「小さな段取り」でした。
完璧じゃなくていい。毎日同じようにはできなくてもいい。朝の数分が捻出できないときはきっぱりあきらめる。
でも、ちょっとだけ先回りしておくことで、食事作りがぐっとラクになります。
忙しい毎日でも、「今日もちゃんと作れた」が積み重なると、気持ちも整ってくるんですよね。