保育士資格取得までの道⑤実技対策 造形 描き方のコツと練習方法をプロに教わって変わったこと

保育士試験の実技造形対策 描き方のコツと練習方法 保育士資格取得

こんにちは、komomoです。保育士試験に臨む方は、造形の実技試験対策ってどうするべき…?って考えますよね。私も最初はどうすればいいのかわかりませんでした。

この記事では、実際に 保育士試験 実技・造形の試験 を経験した私が、初心者でもできる練習法や道具選びまでを詳しく解説します。

もともと絵が好きだった私が実技講座で気づいたこと

私はもともと絵を描くの嫌いではなかったこともあり、「まぁ、ある程度描けるだろう」と軽く見ていた部分がありました。でも、実際に実技試験対策の講座を受けてみると、自分の描き方には改善点がたくさん。自己流では気づけなかったポイントをたくさん教えてもらえたことが、何よりの収穫でした。

今回は、そんな私の【造形(絵画)実技試験】の学びと練習の様子、使ってよかった道具などを詳しくお伝えします。


造形 実技対策 「自己流」では通用しない?プロに見てもらって気づいたこと

講座を受ける前の私は、イラストの輪郭を線で縁取りしてから色を塗る、という描き方をしていました。これには私は何の疑問も持っていなかったのです。それにそれが平面的で不自然な絵になるという視点すら持っていませんでした。試験では“自然さ”が重視される可能性があり、このままでは減点になってしまうとのこと。

プロの講師に指摘された主な改善点

  • 縁取りをやめる:下描きはあくまで“下描き”。仕上げに線が見えないように。
  • 色は均一に乗せる:ムラがないよう丁寧に。
  • 表情にバリエーションを持たせる:園児全員が同じ顔、同じ表情にならないように注意。

また、下描きをする際に黒い芯のシャープペンを使っていたのですが、仕上げたときにその線が残ってしまうことがよくありました。そこで教えてもらったのがオレンジ色の芯。この色なら絵になじみやすく目立ちません。だから下書きを消す必要がなく、余分な時間を使わずに、絵をかくことに集中できました。

イラストの下書きにはこれをつかっていました

制限時間45分!本番を意識した実技対策造形練習

本番の造形の実技試験の時間は45分。どんなテーマが出ても対応できるように、いろいろなパターンを想定して練習を繰り返しました。タイマーをセットして、さあ、練習の始まりです。

課題1題につき45分かかる。ということは、一日で練習できるのは1枚から2枚。仕事から帰ってきて家事育児をし、子どもたちを寝かしつけてからとなると、平日はこれが限界でした。だからこそ、効率的にやらねば!と次のことを意識してひたすら描きました。

まずオレンジ色のシャープペンで大まかに下書き→くっきり縁取りをしないように気を付ける。でもどこまでどの色を塗るかをわかるようにうすく縁取り→縁取り部分と色を塗る部分に境ができないように、なじませながら色を塗る→全体のバランスを見て、不自然なところはないか、、また人物の表情はいきいきとしているか・・などを確認します。

また最初から濃く塗ってしまうと修正が難しくなります。消しゴムは使えますが、完全に色を消すことはできないので、まず薄めに全体を塗り、色を決めてから全体のバランスを見ながら色の濃さを調整するようにしていました。

プロの講義で気づいた!保育士試験 実技・造形表現の改善ポイント

👇講座を受ける前に書いたものです。全く意識してなかったのですが、しっかり縁取りしてますね・・。

👇講座を受けてプロの指摘は赤字の部分です。講座に行くとまず課題が出され、本番の試験同様に45分で書き上げて提出します。この時はじぶんではまずまずの出来と思っていたんです。

保育士試験 造形 講習 講師からの指摘

👇そして講習を受けた後はこちら↓ プロからのアドバイスを意識して描くようにしました。並べて比べると、講座を受ける前と後の違いをお判りいただけると思います。

プロ講座後に描いた練習イラスト(縁取りなし)

実技試験の練習で使用した道具一覧

私は以下のものを用意しました。

  • 三菱orサンフォード カリスマカラーの色鉛筆(24〜36色)
  • ケント紙(画用紙でもいいのですが、質感が違います。本番に近いものと思い用意)
  • オレンジ色の芯のシャープペンシル(下書き用)
  • 消しゴム(下書きを修正するとき用)
  • タイマー

道具のポイント

  • 色鉛筆は質が命:地面や空など広い面積を塗ることもあるので、発色が良く、なめらかに塗れるものを選びましょう。私は何種類か試した結果、芯が折れにくく滑らかに色をぬることができる三菱やカリスマカラーに落ち着きました。
  • 色数は24~36色が目安:最初は多すぎるかも?と思いましたが、試験当日に意外な色が必要になることも。この理由は次回書いていきます。


自己流ではなく「指導を受ける」ことの大切さ

私が実技対策で一番感じたのは、やはり「自己流では限界がある」ということ。

プロの講師に客観的に評価してもらい、改善点を指摘してもらったおかげで、本番の試験に向けて的確な練習ができました。あのとき講座を受けていなかったら…と思うと、きっといい結果はでてなかったのではないかと思います。

もしこれから保育士試験の造形対策をされる方がいたら、「自分ひとりでなんとかするよりも、信頼できる指導者のもとで学ぶこと」をおすすめします。


次回の記事では、実技試験当日の体験談と、その結果。そして思ったことについて書いていきます。

保育士試験に挑戦されるすべての方の参考になればうれしいです。

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【カテゴリ】保育士資格取得

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